はじめに
こんにちは!
今日は、20代から30代の会社員の皆さんに向けて、配当金でFIRE(経済的自立と早期退職)を目指す方法を紹介します。
最近、FIREという言葉を耳にすることが増えていませんか?
これは、「Financial Independence, Retire Early」の略で、投資の運用益で生活できる仕組みをつくり、早期に仕事をリタイアすることを意味します。
この記事では、具体的な事例や数値を交えながら、初心者でもわかりやすく配当金投資の魅力とその実践方法を解説していきます。
配当金投資とは?
まず、配当金投資について簡単に説明します。
株式投資には、主に3つの利益があります。
- 株式を売却したときに発生する「売却益」
- 企業が得た利益を株主に分配する「配当金」
- 企業が株主に対して商品やサービスを提供する「株主優待」
配当金生活とは、この2の株式投資で得られる配当金収入のみで生活することを指します。
安定した収入が得られるのが最大のメリットですが、そのためには多額の株を購入する資金が必要です。
企業によっては配当金が出ないところもあるので、株を買うときは必ず確認しましょう。
配当金生活の実例を見てみましょう。
例えば、50代のある投資家は2019年に総資産1億円でFIREを達成し、年間約500万円の配当金収入で生活しています。
これだけの配当金を得るためには、多額の株式を保有し、配当金が出る企業を見極める必要があります。
配当金投資の魅力をもう一度強調すると、「働かずに安定した収入を得られる」ことです!
しかし、そのためにはしっかりとした計画と資金の準備が不可欠です。
配当金で目指すFIREのステップ
配当金でFIREを目指すための具体的なステップを見ていきましょう。
1. 投資のきっかけ
ある投資家が資産運用を始めたきっかけは、外貨預金でした。 25歳のころ、定期預金で貯めた500万円を米ドル預金にしました。 その後、投資信託や個別株に投資を拡大していきました。
このように、少額から投資を始めることが大切です。
2. 資産の増やし方
この投資家は、値動きのある株を取引し、売却益(キャピタルゲイン)を最大化することを目指しました。
例えば、リーマンショック時に資産が8,000万円から3,000万円に減少しましたが、その後の回復で資産を再び増やしました。
重要なのは、リスクを受け入れ、長期的な視点を持つことです。
3. ハイブリッド投資
この投資家は、2014年にNISA制度を活用し、高配当金を出す割安な株を長期保有するスタイルに変更しました。
この「ハイブリッド投資」は、配当金と株主優待を組み合わせて安定した収入を得る方法です。
例えば、銀行株を中心に購入し、年間10~20万円の配当金を得るようになりました。
4. 再投資で複利効果
配当金や優待で浮いたお金は、さらに株を購入して再投資することが推奨されます。
この投資家は、配当金から生活費を除き、残ったお金をすべて再投資しています。
このようにして、複利効果を最大限に活用することで、資産を雪だるま式に増やすことができます。
月10万〜100万円の配当金を得るための必要資金
月々の配当金額を達成するための必要資金と、そのために毎月積み立てる金額を以下の表にまとめました(利回り4%)。あくまで目安です。
月々の配当金額 | 必要資金(万円) | 毎月の積立額(30年) |
---|---|---|
10万円 | 3,000万円 | 5.0万円 |
20万円 | 6,000万円 | 10.0万円 |
30万円 | 9,000万円 | 15.0万円 |
40万円 | 12,000万円 | 20.0万円 |
50万円 | 15,000万円 | 25.0万円 |
60万円 | 18,000万円 | 30.0万円 |
70万円 | 21,000万円 | 35.0万円 |
80万円 | 24,000万円 | 40.0万円 |
90万円 | 27,000万円 | 45.0万円 |
100万円 | 30,000万円 | 50.0万円 |
月の配当金と生活のイメージ
月10万円の配当金
月10万円の配当金があれば、家賃や光熱費、食費の一部をまかなうことができます。
例えば、家賃5万円、光熱費1万円、食費4万円という生活が可能です。
月20万円の配当金
月20万円になると、家賃や光熱費、食費に加えて、外食や娯楽費用もカバーできます。
例えば、家賃5万円、光熱費1万円、食費6万円、外食費3万円、娯楽費5万円といった生活ができます。
月30万円の配当金
月30万円では、生活の質がさらに向上し、旅行や趣味にも十分な資金を充てられます。
例えば、家賃7万円、光熱費1.5万円、食費7万円、外食費5万円、娯楽費5万円、旅行費4.5万円などが可能です。
月40万円の配当金
月40万円になると、生活費に加えて、さらに貯金や高級な趣味にも資金を使うことができます。
例えば、家賃8万円、光熱費2万円、食費8万円、外食費6万円、娯楽費6万円、旅行費5万円、貯金5万円といった生活です。
月50万円の配当金
月50万円では、非常に余裕のある生活が送れます。
家賃や生活費を十分にまかないつつ、余裕資金で大きな買い物や投資も可能です。
家賃10万円、光熱費2万円、食費10万円、外食費8万円、娯楽費8万円、旅行費6万円、貯金6万円が可能です。
月60万円の配当金
月60万円になると、高級マンションに住むことも可能になります。
家賃15万円、光熱費2.5万円、食費12万円、外食費8万円、娯楽費10万円、旅行費8万円、貯金4.5万円といった豪華な生活が楽しめます。
月70万円の配当金
月70万円では、さらに自由度が増し、高級車の購入や維持費も賄えます。
家賃15万円、光熱費3万円、食費13万円、外食費10万円、娯楽費10万円、旅行費9万円、貯金10万円が可能です。
月80万円の配当金
月80万円では、海外旅行や高額な趣味にも挑戦できます。
家賃20万円、光熱費3万円、食費15万円、外食費12万円、娯楽費10万円、旅行費10万円、貯金10万円といった贅沢な生活が実現します。
月90万円の配当金
月90万円になると、さらに大きな自由が得られます。
家賃20万円、光熱費3万円、食費15万円、外食費15万円、娯楽費10万円、旅行費15万円、貯金12万円といった生活です。
月100万円の配当金
月100万円の配当金があれば、ほとんどの人が夢見るような生活が可能です。
家賃25万円、光熱費4万円、食費20万円、外食費15万円、娯楽費15万円、旅行費15万円、貯金6万円といった非常に贅沢な生活が楽しめます。
配当金生活のポイント
配当金生活を送るためのポイントをいくつか紹介します。
1. 割安な高配当株を選ぶ
ある投資家の投資スタイルは、「割安な高配当株を買って長期で持つ」ことです。 以下の条件をクリアする銘柄を選びましょう。
- PER(株価収益率)が12倍以下
- PBR(株価純資産倍率)が1倍以下
- 配当金利回りが3.5%以上(できれば4%以上)
- 過去10年で増配傾向(コロナ禍は除く)
- 自己資本比率が45%以上
これらをすべてクリアしている銘柄は安定した企業であり、低リスクで配当金を獲得できます。
2. 株主優待を活用する
株主優待を活用することで、生活費を大幅に節約できます。
例えば、米、味噌、洗剤、食用油、高級フルーツ、高級和牛、ガソリン代などを株主優待でまかなうことができます。
浮いたお金を再び投資に回すことで、さらに配当金が増えるという好循環が生まれます。
3. 年に1度の見直し
年に1度は保有している株を見直し、ポートフォリオを整理しましょう。
下落している場合は、回復の兆しがありそうかを確認し、損切りをするか検討します。
大切なのは、株価の動きに一喜一憂せず、長期的な視点を持つことです。
証券口座の開設
配当金生活を実現するためには、株式投資が必要不可欠です。
そのためには、まず証券口座を開設することが大切です。
証券口座の開設は、オンラインで簡単に行えます。
多くの証券会社があり、それぞれ手数料やサービスが異なるので、自分に合った証券会社を選びましょう。
具体的な手順は以下の通りです。
- 以下のウェブサイトにアクセスし、口座開設のページに進みます。
- 必要な情報を入力し、本人確認書類をアップロードします。
- 口座開設が完了したら、初回入金を行い、投資を開始します。
証券口座を開設することで、投資の第一歩を踏み出せます。 ぜひ、今日から始めてみてください!
まとめ
配当金生活を目指すためには、しっかりとした計画と資金の準備が必要です。
まずは少額から投資を始め、長期的な視点を持って資産を増やしていきましょう。
そして、配当金や株主優待を活用し、安定した収入を得ることが大切です。
この記事を参考に、ぜひ配当金でFIREを目指してみてください!
FAQ
Q: 配当金投資を始めるのにいくら必要ですか?
A: 最初は少額からでも始められますが、目安としては最低でも100万円以上が理想です。
Q: 配当金が出ない企業もありますか?
A: はい、配当金が出ない企業もあります。投資前にしっかりと企業の情報を確認しましょう。
Q: 株主優待はどのように活用すればよいですか?
A: 生活必需品や外食費を株主優待でまかなうことで、生活費を大幅に節約できます。
Q: 証券口座はどこで開設すればよいですか?
A: 多くの証券会社があり、それぞれ手数料やサービスが異なるので、自分に合った証券会社を選ぶと良いでしょう。おすすめは、手数料が安く、初心者向けのサービスが充実している証券会社です。