新NISAで資産1億円を目指す!オルカン投資の成功法と考え方を徹底解説

株式投資

はじめに

皆さんこんにちは、YOUです。

今、現役世代の方々は老後の資産形成について心配な方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?昔のように年金だけで安心できる時代は過ぎ去りました。

そこで今回紹介するのは、新NISAを活用した長期積み立て投資で、人気の「オルカン」を利用して1億円の資産を目指す方法です!

具体的な試算や方法、そして私の投資状況も公開しながら、オルカンの特徴や活用法を分かりやすく解説します。


この記事で分かること

  • オルカンとは何か、その特徴と人気度
  • 新NISAを活用した資産形成の基本
  • 毎月10万円を積み立てた場合の具体的な試算
  • 長期運用の重要性と効果的な方法

オルカンとは?

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))は、全世界の株式市場に低コストで分散投資できるインデックス型の投資信託です。このファンドは、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」(MSCI ACWI)という指数に連動することを目指しています。

項目内容
設定日2018年10月31日
運用会社三菱UFJアセットマネジメント
信託報酬0.05775%(実質コスト0.09%)
純資産総額約3.45兆円(2024年5月時点)
ベンチマークMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)
分配金利回りなし
リターン5年で+134%(平均年率約19.4%)
https://emaxis.am.mufg.jp/lp/slim/ac/lp/

オルカンの特徴

オルカンの特徴は次の通りです

  • 広範な分散投資: 先進国から新興国まで、世界の約3000銘柄に分散投資。1つの企業の成績が悪くても、他の企業がカバーするためリスクが低減されます。
  • 低コスト: 信託報酬は0.05775%と非常に低く、実質コストも約0.09%と安価です。100万円を投資しても年間のコストは約900円です。
  • 銘柄の自動組み換え: その時代の経済状況に応じて、投資国・地域、銘柄の比率が自動で変わる

オルカンは人気?

オルカンはその分散性と低コストが評価され、非常に人気の高い投資信託です。

2024年上期(1〜6月)の資金流入額ランキングでは、堂々の1位を取得していて、その人気の高さが伺えます。純資産総額は3兆8320億円と、S&P500には劣りますが絶大に人気を誇っていることがわかります。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL181S20Y4A710C2000000/

30歳からの月10万円積み立てで目指す老後資産1億円

それではこのオルカンで1億円をどうすれば達成できるのか見ていきましょう。

30歳から毎月10万円を積み立てた場合、33年後の63歳時点での運用評価額は1億円に達します。この評価額は、年率5%での運用を想定したものです。


30歳の33年後は63歳です。人生100年時代とは言われていますが、その年齢で体力的にも精神的にも元気な方はそう多くはないかと思われます。

私たちは死ぬ前に莫大な資産があることよりも、今、若い時に色々な経験にお金を使うべきですし、体が不自由になってからお金を得たとしても後悔してしまうのではないでしょうか。

ではどうするのか?

対策① 入金力を高める

月々の積立金額を増やすことで、より早く目標に達することができます。例えば、月20万円積み立てであれば、1億円に到達するまでの期間は23年となり、10年も短縮されます。

もし仮に共働きでお金に余裕があれば、より積立金額を増やすことで早く目標に達成できますし、このシミュレーションでは、年率5%で計算していますが現時点のオルカンの過去5年の年率リターンは約20%です。相場が好調であれば、もっと1億円が貯まるまでの期間は短くなるでしょう。


対策② そもそも1億円いらない?

もちろん、お金はあるに越したことはありません。ですが、現実的なライフプランを考えてみましょう。

仮に目標金額を5000万としてみると、10万円の積立をすれば23年で貯まります。

そこから資産を取り崩すシミュレーションをしてみると、毎月23万円(年間276万円)を引き出しても、98歳まで資産が残る計算となります。

つまり、54歳でサイドFIREをして自分の生活費くらいはお小遣い稼ぎをしながら、資産収入と年金を受給すれば、十分ほどお金はあることがわかります。

億り人というワードに目が行きがちですが、本質的に大事なのはどう幸せに過ごすか。将来のお金のために今を切り詰めすぎても、それは果たして幸せと言えるのか考えるべきです。


私のオルカン投資状況について

さて、最後に実際に私も新NISAを活用し、オルカンに積み立て投資をしています。私の投資金額は約260万円で、今のところ運用成績は+11%前後です。

このように、オルカンは長期的な資産形成に非常に適した投資信託です。低コストで広範な分散投資ができるため、リスクを抑えつつ資産を増やすことが期待できます。


まとめ

今回はオルカンを活用して1億円を貯めるには、というテーマで解説をしてきました。実際30歳と言わず、新卒などの若いときから毎月積み立てを行うことで、資産1億円をより早く実現することが可能です。しかし、実際に目標を達成するためには、以下のポイントに留意する必要があります。

1. 早く始めることが大事!
新NISAのメリットを最大限に活かすためには、できるだけ早く投資を始め、長期間運用を続けることが重要です。複利効果を活かすことで、時間を味方につけましょう。

2. 入金力を高める
積立額を増やすことで、目標達成までの期間を短縮できます。収入を増やす努力や、支出を見直して投資に回せる金額を増やす工夫が求められます。

3. リスク分散と低コスト
オルカンは全世界に分散投資ができる上、信託報酬が低いため、長期的な資産運用に適しています。低コストのインデックスファンドを選ぶことで、手数料による資産の目減りを抑えることができます。

4. リアリティのある目標設定
実際の老後生活に必要な金額を具体的に見積もり、1億円という大きな目標が現実的であるかを再評価しましょう。必要に応じて目標金額を調整し、無理のない積立計画を立てることが大切です。

オルカンと新NISAを活用することで、誰でも手軽に長期的な資産形成が可能です。ぜひこの機会に投資を始め、将来のために賢く資産運用を行いましょう!

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