【2025年版】おすすめのネット銀行は？楽天銀行・住信SBIネット銀行・PayPay銀行を徹底比較！

近年、ネット銀行の利用が急速に拡大しています。特に楽天銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行は人気の高い3大ネット銀行として、多くのユーザーに利用されています。
では、これらの銀行のどこを選べばよいのでしょうか？本記事では、各銀行の特徴やメリット・デメリットを比較し、どの銀行が最適かを詳しく解説します！

【目次】

銀行業界の最新トレンド
主要ネット銀行の比較ポイント
各銀行のメリット・デメリット
どの銀行を選ぶべきか？
まとめ

1. 銀行業界の最新トレンド

金利上昇の影響

近年、日銀が利上げに積極的であることから、多くの銀行が預金金利を引き上げています。例えば、PayPay銀行では円預金の金利を最大0.4％に引き上げるといったニュースも話題になりました。

また、地方銀行でも顧客獲得のために大盤振る舞いのキャンペーンを実施しています。例えば、西京銀行では100万円の預金で5万円のキャッシュバックといった驚きのキャンペーンがありました。これは実質的に2～3ヶ月で5%の利回りを実現できるほどの高条件でした。

なぜ銀行は預金を集めたいのか？

銀行が預金金利を上げたり、キャンペーンを行ったりする背景には、**「融資を増やしたい」**という目的があります。
銀行は預かったお金を企業や個人に貸し出すことで金利収入を得ています。ゼロ金利時代にはこのビジネスモデルが厳しかったのですが、金利が上昇したことで、銀行は融資でしっかりと利益を出せる状況になりました。

2. 主要ネット銀行の比較ポイント

ネット銀行を選ぶ際に重視すべきポイントを以下の7つに整理しました。
これらの基準をもとに、楽天銀行・住信SBIネット銀行・PayPay銀行を比較していきます。

順位	比較ポイント	説明
1位	金利の高さ	普通預金・定期預金の金利が高いかどうか
2位	手数料の安さ	ATM手数料・振込手数料が無料または安いか
3位	セキュリティ・安全性	預金保護・不正アクセス対策が充実しているか
4位	使いやすさ	ネットバンキングやアプリの利便性
5位	提供される特典・サービス	ポイント還元、クレジットカードとの連携など
6位	投資・資産運用の選択肢	証券口座との連携、投資信託の種類など
7位	カスタマーサポート	問い合わせの対応の速さや丁寧さ

3. 各銀行のメリット・デメリット

① 金利の高さ

銀行	通常金利	特別プログラム適用後
楽天銀行	0.2%	楽天証券と連携で0.28%
住信SBIネット銀行	0.2%	SBI証券と連携で0.21%
PayPay銀行	0.2%	預金額に応じて最大0.4%

▶ 最も高金利なのはPayPay銀行！
200万円以上の預金がある場合、0.4%の高金利を得られるため、資産が多い人には魅力的です。

② 手数料の安さ

銀行	ATM手数料	振込手数料
楽天銀行	ハッピープログラム利用で無料（条件あり）	最低10万円の預金で月1回無料
住信SBIネット銀行	スマプロランクの条件クリアで無料	ランクに応じて無料回数あり
PayPay銀行	ATM手数料無料	振込手数料145円（給与振込設定で3回無料）

▶ 手数料が最も安いのは住信SBIネット銀行！
ATM手数料・振込手数料ともにランク制ですが、一定条件を満たせば無料回数が多いため、お得感があります。

③ セキュリティ・安全性

3行とも強固なセキュリティ対策を実施しており、特筆すべき問題はありません。
ただし、フィッシング詐欺などには注意が必要です。

④ 使いやすさ（アプリ評価）

銀行	App Store	Google Play
楽天銀行	★4.6	★4.4
住信SBIネット銀行	★4.6	★4.3
PayPay銀行	★4.6	★4.3

どの銀行も使いやすいですが、僅差で楽天銀行が最も高評価です。

⑤ 提供される特典・サービス（経済圏）

銀行	特典
楽天銀行	楽天経済圏と強力に連携
住信SBIネット銀行	SBIグループの多様な金融サービス
PayPay銀行	PayPay経済圏との相性が抜群

自分がどの経済圏をよく利用するかで選ぶのがベストです。

⑥ 投資・資産運用の選択肢

銀行	連携証券
楽天銀行	楽天証券（強力な連携）
住信SBIネット銀行	SBI証券（最大手の一角）
PayPay銀行	PayPay証券（取扱商品が少なめ）

楽天証券・SBI証券と連携できる楽天銀行と住信SBIネット銀行が有利です。