こんにちは、YOUです!
今回は、テクノロジー株に投資している方、あるいはこれから投資を始めようとしている方にぜひ読んでいただきたいテーマを取り上げます。
それがこちら:
✅ FANG+(ファングプラス)って結局どうなの?
✅ 毎月1万円を積み立ててたらどうなってた?
✅ 暴落がきても回復できる?
このような疑問にお答えすべく、「過去の下落相場を使ったシミュレーション」を行い、FANG+積立の真の実力を見ていきます。
そもそもFANG+(ファングプラス)とは?
まずは簡単にFANG+の概要を整理しておきましょう。
FANG+ってどんな指数?
FANG+は以下の世界最強クラスのビッグテック10社に均等に投資できる指数です。
- Facebook(Meta)
- Amazon
- Netflix
- Google(Alphabet)
- Apple
- Microsoft
- NVIDIA
- Tesla
- AMD
- Twitter(X)
これらの企業は、AI・クラウド・半導体・eコマース・SNSなどの最先端分野で圧倒的な競争力を持つグローバルリーダーばかりです。
FANG+の3つの特徴
- 圧倒的な成長性:過去10年でS&P500やNASDAQ100を大きく上回るパフォーマンス。
- 均等加重(イコールウェイト)方式:特定の企業に偏らずリスク分散。
- トレンドに敏感:テック業界の盛衰がダイレクトに反映。
年初来はマイナス…でも焦らないで!
2024年3月時点での年初来リターンは以下のとおり:
指数 | 年初来リターン |
---|---|
オルカン | -5.6% |
S&P500 | -10.1% |
FANG+ | -15.8% |
FANG+はけっこう下がっていますね。でもここで焦るのはNG。重要なのは「積立の威力」と「回復力」です。
【検証】毎月1万円積立シミュレーション
今回は2022年のFANG+下落相場をベースに、「毎月1万円を積み立てていたらどうなっていたか?」をシミュレーションしました。
シミュレーション前提
- 起点:2022年1月4日
- 初期価格:30,190円
- 毎月:1万円積立
- 2022年末価格:20,164円
- 年間騰落率:-33%
✅結果1:1年目(2022年)
項目 | 金額 |
---|---|
投資元本 | 120,000円 |
評価額 | 97,782円 |
損益 | -22,218円 |
評価損率 | -22.7% |
一括投資だったら-33%の損失。でもドルコスト積立なら損失率は-22.7%に緩和。
💡 途中8月には含み益(+3,587円)になる場面も!
積立の強みがここにあります。暴落局面でも「安く買える」ことによって、平均取得単価が下がるのです。
✅結果2:2年連続暴落シナリオ(リーマンショック級)
仮に2023年も2022年と同じく大幅下落した場合はどうなるか?という厳しめのシナリオも検証。
年度 | 投資元本 | 評価額 | 損益 | 評価損率 |
---|---|---|---|---|
1年目 | 120,000円 | 97,782円 | -22,218円 | -22.7% |
2年目 | 240,000円 | 163,091円 | -76,909円 | -32.0% |
😨 結構キツいですね…でも、まだ終わりではありません!
✅結果3:3年目に反発(2024年の上昇相場)
ここで反発が来たらどうなるか?2024年の騰落率を適用してみたところ…
年度 | 投資元本 | 評価額 | 損益 | 評価益率 |
---|---|---|---|---|
3年目 | 360,000円 | 457,178円 | +97,178円 | +26.9% |
🎉 3年後には約10万円の含み益に!
これは「暴落時も積立を継続したおかげで、上昇局面で爆発力が出た」ことを意味します。
ドルコスト平均法の真の威力とは?
このシミュレーションでわかったのは、FANG+のようなハイリスク・ハイリターン商品でも、
「長期×積立」=最強の戦略
だということ。
一括投資では暴落時のリスクが大きすぎますが、積立なら“安くたくさん買える”タイミングを逆に活かせるのです。
まとめ:下落はむしろチャンス。FANG+は積立が最適!
私たちは2023年・2024年と高値圏で買わされてきました。ですが、本当は「暴落=チャンス」なのです。
最終的にFANG+のような強い企業群が再び成長トレンドに乗れば、大きなリターンが期待できます。
✅FANG+積立の結論
- 下落時は焦らず積立継続
- 回復時の跳ね返りで一気にプラスへ
- 長期で見ればプラスになる可能性が高い
最後に:リスクもあるけど、知っていれば怖くない
もちろん、FANG+はボラティリティが高く、短期的には大きく下がる可能性もあります。金利上昇・規制リスク・地政学的リスクもあります。
でも、それを理解した上で正しく付き合えば、FANG+は非常に魅力的な投資先です。
「焦らず」「愚直に」「長期で」積立を続ける。これが最強の戦略です。