はじめに
こんにちは!YOUです。
今回は、2月のS&P500とNASDAQ100の動向について解説していきます。
過去の統計から見ると、2月は米国株にとって厳しい月とされています。しかし、だからこそ今が買い時である理由について詳しく説明していきます!
1. 2月の米国株は本当に最悪なのか?
1-1. 直近の市場状況
2025年の年初から、米国市場では以下のようなイベントが続いています。
- 日銀の利上げ:日本が利上げを行い、円高傾向に
- FRBの金利据え置き:市場予想通りの動き
- DeepSeekショック:中国AI企業がSOX指数に影響
- トランプ関税:市場のボラティリティが増大
このように、1月からすでに市場は大きく揺れ動いており、投資家にとって不安定な状況が続いています。
1-2. 2月の過去のアノマリー
1957年からのデータを見ると、2月は年間で2番目に悪いパフォーマンスを記録する月です。

- 9月が最悪(平均リターン -0.012%)
- 次いで2月も低迷しやすい
また、1950年からのデータを日毎に見ると、2月前半は0.5%ほど上昇するものの、15日以降は下落傾向が強くなります。
つまり、2月の後半にかけて市場が不安定になる可能性が高いのです。

1-3. 選挙後の年(ポスト選挙イヤー)は特に厳しい
さらに、海外の調査データでは、大統領選挙の翌年(ポスト選挙イヤー)の2月は最悪の月とされています。
- 通常の2月のリターンは-0.01%
- 選挙後の2月は-1.3%と大幅に悪化
これは、政権交代や政策変更による市場の不確実性が影響していると考えられます。
2. それでも投資を続けるべき理由
2-1. インデックス投資家は株価の動きを気にする必要がない?
「株価の動きを見なくてもいい」「ニュースは気にしなくていい」という意見もありますが、私は市場の動きを理解することが重要だと考えています。
なぜなら、人は知らないものを恐れる性質があるからです。
市場の下落をただ恐れるのではなく、「なぜ下がっているのか?」を理解すれば、冷静に長期投資を続けることができます。
2-2. 下落局面は絶好の買い場
2月が下落しやすいからといって、投資をやめるべきではありません。むしろ、下落局面はチャンスです。
楽天証券のデータによると、積立投資をしている場合、価格が下がったときにより多くの口数を購入できるため、最終的なリターンが高くなることが証明されています。
特に、ドルコスト平均法を活用すれば、価格変動に関係なくコツコツと資産を増やすことができます。
2-3. 円高による米国株の買いやすさ
最近の円高傾向も、米国株投資家にとってはチャンスです。
例えば、1ドル160円のときに500ドルの株を買うと 80,000円 かかりますが、1ドル150円になれば 75,000円 で購入可能です。
この5,000円の差は、長期的な投資リターンを考えれば大きな違いになります。
3. まとめ:2月の下落を恐れず、投資を続けよう!
結論として、2月の下落は投資をやめる理由ではなく、むしろ買い増しのチャンスです。
- 2月は年間で2番目に悪い月
- ポスト選挙イヤーの2月は特に低迷
- しかし、長期投資では一時的な下落はむしろ好機
- 円高傾向も買い時を後押し
私自身、最近の下落局面で気になっていたETFを10万円分購入しました。
これはあくまで個人的な判断ですが、市場の動きを理解していれば、狼狽売りせずに冷静に行動できることが分かると思います。
4. 最後に
今回の内容は、あくまで過去のデータと市場の傾向をもとにした私の意見です。
投資の基本は「長期・分散・積立」 ですので、短期的な下落に惑わされず、コツコツと資産を増やしていきましょう!
これからも、米国株の最新情報や市場の動きを発信していきますので、ぜひ チャンネル登録&高評価 をお願いします!
それでは、また次の動画でお会いしましょう!